ペットの火葬後にお骨が黒い部分は生前に体で悪かった場所なのか。

今回は昔からよく言われている、ペットのお骨について解説をさせて頂きます。

火葬後のお骨で黒くなっている部分は、生前に体の悪い部分であったというのは本当なのか。こちらの内容について過去に多くのペット火葬の経験から、解説をさせて頂きました。

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今まで伺いをさせて頂いたご家庭の方で非常に多くの方がこの内容について話されておりました。 お骨が黒いのでこの部分は体の悪い場所であったのだと。

実際に私が移動ペット火葬車にて過去7000世帯以上の葬儀を執り行ってきた経験から申し上げますと 体の悪かった部分のお骨が黒くなるという事はないと思われます。 ペットのお骨が火葬後に黒くなるというのはほぼ、「すす」であると思われます。実際にペット火葬炉の内部では非常に高温になる為、病気などで悪かった部分、例えば癌などの病気を持っていた場合に、火葬後のお骨の色が黒くなったからといって、そこが悪い部分であるとは判断できないと思われます。 

 実際にこの火葬後の骨が黒っぽくなるという状況は頻繁にあり、特に珍しい事ではないのです。とは 言っても、必ずお骨がいつも黒っぽくなるというわけではないのです。 ペットの大きさによって火葬時間は大体決まっていますが、私の経験からすると、比較的肥満型のペットちゃんで火葬の時に通常よりも燃焼が早く進み、短時間で火葬が終わった場合などにお骨が黒っぽくなるケースが意外と多くあります。実際にペット火葬炉のバーナーを止めてみると、お骨の周囲でまだ燃焼し続けている体脂肪分から黒い煙が出ている事がよくあります。その「すす」が火葬が既に終わっているお骨に付着して黒くなるケースが多くあると思われます。この理由以外でも全体的お骨が黒っぽくなる場合もあり、黒ずみを取り除く事は燃焼時間を長くする事で実際に可能です。しかし、状況にもよりますが、お骨の形や状態を綺麗に残したい場合には都合の良くない事になります。通常の火葬時間で行った、ペット火葬後のお骨の色というのはクリーム色系や赤茶色系の色になる場合が多くあります。 

別のケースでは体の状態について判断できる場合もあります。例えばペットが亡くなる前に、動物病院などで長期間に渡り点滴を受けていたりとか、またはとても高齢であったなどです。その場合にはペットを火葬後のお骨が通常よりも柔らかい場合があります。 例えば普通であればお骨上げの時に箸で骨をつまんで骨壷に納める事が問題なく容易に出来ますが、点滴をしていたケースなどではお骨が弱く、崩れてしまったりする事があります。点滴をしていたから骨が悪くなるという風には一概に言えませんが、骨が弱いと感じた時に、多くの方にヒアリングしてみましたが、体調が非常に悪く動物病院に通い点滴や薬などで治療を長期間に渡り、治療をしていたという話しを実際に聞きました。

人様の骨でも同じですが火葬後のお骨で黒い部分は生前に体の悪い部分であったという事はとても昔から言われている事だと思います。 実際に今までに何千世帯もの多くご自宅にペット葬儀で訪問し、火葬をさせて頂きましたが、その長年の経験からみると上記の内容が正しいであろうと思われます。

現在 YouTube からペット葬儀の疑問点について多くのことを解説させて頂いておりますが、今後も皆様の疑問点についてお答えをしたいと思っております。 

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